【パデルショット】スマッシュの打ち方や注意点について解説【初級編】

こんにちは!Ashiyaです!パデルの花形ショットである「スマッシュ」について解説していきます。このスマッシュの基礎ができると「レマテポルトレス」という場外ショットも練習次第で打てるようになりますのでぜひ習得してくださいね!。
この記事で分かること
  • スマッシュとは
  • スマッシュの打ち方
  • スマッシュで狙うコース
  • スマッシュの注意点

スマッシュとは

スマッシュとはチャンスボールと呼ばれる頭上に上がったボールを高い位置から強力に打ち下ろすショットです。初級レベルであればスマッシュがしっかりと打てればウィナーと呼ばれる相手にボールに触れられることなく決まるショットが打てるようになると思います。そして何より力強く打てると気持ちいいのでぜひ習得していただきたいショットです。

またパデルには上系のショットが沢山あります。私が知る限りでも10ショット程度あります。スマッシュの体の使い方はそれらのショットの基本に成りえますのでこの記事でポイントを抑えてみてください。

スマッシュの打ち方

ここではレマテプラノと呼ばれるフラットスマッシュの解説をしていきます。レマテ=スマッシュ、プラノ=フラットという意味です。それでは早速スマッシュの打ち方についてチェックしていきましょう。

構え

まずは「構え」です。チャンスボールが上がって来たら横を向きましょう。その後ステップを使用してボールが落ちてくるポジションに入ります。ポジションに入る動作を行いながらテイクバックをしていきます。

テイクバック

続いて「テイクバック」ですが、私はトロフィーポーズと呼ばれる構え方を採用しています。膝を曲げタメを作ります。肘は弓を引くように下に引きます

スイング

下半身にタメた力を上に向けて開放しましょう。左手を折りたたみながら、足→腰→肩→肘の順番に体を動かしインパクトまでもっていきます。

インパクト

打点は頭上の少し前が一番力を入れて打ちやすいと思います。できるだけ高い方がネットにかかる確率も下がって良いと思います。肘は完全に折り畳んで胸の位置にしまいます

フォロースルー

流れに身を任せて気持ちよく振り抜きましょう。ラケットは自分の左足の方に来るように振り抜きます。

スマッシュで狙うコース

スマッシュで狙うコースはとても大切になってきます。なぜならスマッシュは諸刃の剣だからです。打てば決まる可能性もありますが逆に強烈なリターンを食らう可能性もあります。そのためしっかりコースを狙ってポイントを取りやすく、カウンターもされにくいように工夫する必要があります。

先に下の画像を確認してください↓

大まかに分けるとストレート、センター、クロスがあります。この中でも特に打ってはダメなコースがセンターです。その理由も合わせてそれぞれのコースの特徴について確認していきましょう。

センター

このコースは相手がおらずスペースがあるのでついつい打ちがちですが、一番カウンターしやすいコースです。相手は二人共ボールを追いかけることができますし1度壁に当たるだけでとてもシンプルなボールで返球は難しくありません。できる限り打たないようにしましょう。スマッシュバック(打ったボールが自分のコートまで返ってくる強力なスマッシュ)が狙える場合は別です。

クロス

クロスは距離も長くアウトもしにくいです。また横壁ではなく後ろ壁を先行させるとボールがネット方向に伸びるので難しいドブレになります。また二回目の壁がフェンスに当たるとランダム制が生じ返球が難しくなります。

またスマッシュの進化系「レマテポルトレス」で狙うコースにもなりますのでクロスをしっかり狙って打てるようにしておくと良いと思います。

ストレート

ストレートは距離が短くアウトが発生しやすいです。それを気にするとネットにかかることもあります。若干ミスの確率は高くなります。しかしこのコースに打ち込めると相手は中々カウンターが打てません。なぜならカウンターをしようと思った相手はスマッシュを打つ相手に向かって走っていかなければなりません。

これは怖くて中々できるものではありません。

スマッシュの注意点

つづいてスマッシュの注意点について確認していきましょう。

体の力が入りすぎる

チャンスボールなので強いボールを打ちたいという思いから、構えの時点からガチガチになるほど体に力が入る人がいます。「タメ」は重要ですが体が固くなるとスイングがスムーズに行えずインパクトがずれることが多々あります。体の力は抜きつつ「タメ」を意識してください。

ドブレが横壁先行

狙うコースとしてクロスもいいですよと解説しましたが、あくまで後ろ壁に先にあたるパターンのときです。もし先に横壁に当たるとボールが真ん中に返っていくので練習している相手には簡単に返されてしまいます。

戦略的フェンスならそれはそれでOKかもしれませんね!

お知らせ

今回は以上になりますので最後にお知らせです。当サイトではレベル別にスキルアップするためのロードマップを作成中です。またYoutubeでもパデルに関する発信やインスタグラムでもミニレッスンを行なったりしていますので是非チェックしてみてください。